本日(2016年4月7日0時)に、フランスのVideoStitch社から4K ライブ配信VR用の360度カメラ「Orah 4i」が発表されました。
従来のVR360度ライブ配信は、業務用の複雑なカメラシステムとハイスペックなPCを用いていましたが、Orah 4iは360度4Kカメラと汎用的なビデオフォーマット(H264)により、より手軽なVR360度配信が可能となります。ネットワーク接続はLANケーブル1本で完結します。
さらに簡略化された配信システムにより、FacebookやYoutubeなどのストリーム配信の形式にも順次対応する予定。
また、歪みやフレアの少ないフィッシュアイレンズと、ソニー製のEXMOR™イメージセンサーの採用により、従来の様々な360度カメラよりも、低照度環境における高品質な撮影を得意としています。
さらに、音声は4チャンネルから収録することで、3Dサウンドにも対応しています。
以下、詳細な仕様です。
【公式 WEBサイト】
【主な使用】
主な技術仕様Orah 4I
最大同時出力解像度:4K 30fps
出力ビデオオプション:任意のCDNにリアルタイムでライブ映像を放送/記録ソースをSDカードに出力
サウンドフォーマット:4チャネルAmbisonic B-フォーマット
【カメラ本体】
映像プロセッサ:2×Ambarella™プロセッサー
イメージセンサー:4×ソニーEXMOR™
レンズ:フィッシュアイ4×F2.0魚眼レンズ8レイヤMCグラス
カメラの露出:自動露出
ホワイトバランス:自動ホワイトバランス
センサ間の同期:ハードウェアの同期
個々のビデオ解像度:2048 * 1536ピクセル
キャプチャフレームレート:30 fps
【より詳しいカメラ仕様】
https://www.orah.co/tech-specs/